人間の歴史は、数百万年前に始まったと言われています。
そして、「歴史は繰り返す」との言葉通り、良いことも悪いことも、形を変え品を変え、我々の前に何度も何度も繰り返しながら現れます。「教育」とは、過去の現象を体系的にまとめて人間の生きる叡智を授けることだと思います。
過去の世界で大活躍をしたり、私たちに重要な示唆を与えてくださった歴史上の偉人達の言葉を紹介し、その解釈を青藍義塾テイストで行いたいと思います。
【21世紀の「松下村塾」を目指す】
吉田松陰
親思う心にまさる親心
今日のおとづれ何と聞くらん
私が親を思う以上に、親は私のことを思ってくれている。
私の訃報を聞き、両親はいったいどう思うのだろう。
という意味だといわれています。
この歌は、松下村塾の塾長であった吉田松陰が、江戸で罪人として死刑になることが決まった時に詠んだ歌です。
江戸幕府の重臣を暗殺する疑いがあったとして江戸に送られる際に、松蔭の両親が「殺されてしまうから、絶対に真実を言うな」といったにも関わらず、「自らの信念を曲げるつもりはない」といって譲らず、結局死刑が決定し、この報告を両親はいったいどんな気持ちで聞くのだろう・・・・・・と思い詠んだと言われています。
さて、青藍義塾は「21世紀の松下村塾」を目指しています。
松下村塾は、一言で言えば「内閣総理大臣2名、国務大臣7名、大学の創業者2名など数々の逸材を世に輩出した私塾」です。
有名な人としては、「高杉晋作」「久坂玄瑞」「伊藤博文」「山県有朋」「木戸孝允」など明治維新の立役者がゴロゴロいます。
青藍義塾では、学力の向上はもちろんのこと、日本の未来をリードしていく人材を輩出するために、人間力の向上と人脈作りをサポートしたいと考えています。
「松蔭語録」
①至誠にして動かざる者は未だこれ有らざるなり (真心を持って生きれば、動かすことができないものはない))
②志を立ててもって万事の源となす (志がなければ何も始まらない。それがすべての源である)
③志士は溝壑(こうがく)に有るを忘れず (志のある人は、その実現のために、溝や谷に落ちて死体をさらしてもかまわないといつも覚悟している)
④己に真の志あれば、無志はおのずから引き去る。恐るるにたりず
(自分に真の志があれば、(志のないもの=無志=虫)は自ら引き下がる。だから、恐れる必要はない。)
⑤凡そ生まれて人たらば宜しく人の禽獣に異なる所以を知るべし
(人として生まれてきた以上、動物とは異なる存在でなければならない。人は道徳を知り、真心を持って接しなければ人とはいえない)
⑥体は私なり 心は公なり 私を役して公に殉う者を大人と為し 公を役して私に殉う者を小人と為す
(自分自身を使って、道を行うことを心がけるもの=大人 一方で、己の欲を満足させることを目的とするもの=小人)
⑦人賢愚ありといえでもおのおの一二の才能なきはなし 湊合して大成するときは必ず全備する所あらん
(能力の違いはあっても、人は誰もが長所を持つ。それを伸ばせば必ず立派な人間になれる)
⑧死して不朽の見込みあらばいつでも死ぬべし 生きて大業の見込みあらばいつでも生くべし
(自分が死んでも志が残るものであれば、いつでも死ねばいい。生きて大切なことを成し遂げられるのであれば、いつまでも生きて成し遂げればいい)